ヒリュウのメモ
 //Grand Funk の口パク疑惑 ???//(1997/12/07 Updated)

[1997/07/20 Uploaded]
 口パク疑惑についての最新(?)情報です。
後楽園での口パク疑惑に関する本人たちのコメントが週刊誌に掲載されてましたので、ここに紹介したいと思います。

[記事の紹介]
 この記事は小学館発行の「週刊ポスト」(97 6 6日号)にモノクロ・グラビア 2ページにわたって掲載されているもので、『このオジさんたちが伝説の "GFR"』というタイトルで、今年(97 6月)15年ぶり 4度目の来日を果たした Grand Funk Railroad を紹介したものです。
雑誌発売は来日前ですので「あの Grand Funk がやってきますよ〜」といった内容なのですが、後楽園のことや彼らのその後について、そして彼らのインタビュー等、現在の彼らの写真と共に掲載されています。

["雷雨の後楽園" そして...口パクはなかった]
 後楽園コンサート及び口パク疑惑に関する部分を下に引用させていただきます。
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 '71年、東京・後楽園球場(現東京ドーム)に約 4万人の観客を集めて行われた前回の来日公演では、「マンホールが溢れ出した水で持ち上がった」ほどの大雨に見舞われ、「入場できなかったファンが、場外で投石、放火騒ぎを起こし、電信柱のようなもので、入口を突き破って乱入」するといった有り様。その熱狂ぶりは、いまでも"伝説のライブ"として語り草にとなっている。しかしその一方で、当時からファンの間では、「演奏は口パクだったのではないか」という伝説(?)もまことしやかに流れていた。
「いや、実際に演奏したんだ。本番になっても、雨が止まず、ステージは雨水だらけ。感電の恐れがあったので、大きなゴム製のスニーカーを履かせられ、マイクから離れたところで歌った。ドラムも叩く度に水が跳ね上がったくらいでね。」
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以上です。『前回の来日公演では』等、一部間違っている記述もありますが...

[放火騒ぎ?]
 記事の中に『放火騒ぎを起こし』という記述があります。また Grand Funk Railroad の本文にも『消防車が出動した』という話を私は書いています。これについて私が知っている事を少し補足してみます。
 消防車が出動した理由なのですが、場内外の群衆によってホコリが舞い上がり、それを火事の煙と勘違いした、というものです。
事実はどうなのか判りませんが、こんな話も当時ありました。

[Yasさんからの情報]
 Led Zeppelin をはじめとして70年代 Rockが大好きな Yasさんから貴重な情報をいただきました。後楽園での生録テープを入手したのだそうです。
『音は遠くて非常に聞きづらいテープでしたが、明らかに彼らは口パクなんかではなく本当に演奏していますよ。とても”熱い”演奏です! 観客のノリも物凄く、心から当時あの場で見たかったなあ、、、と思いました。(コピーを提供して頂いたU氏には大感謝です)』
 以上 Yasさんのコメント、どうも有難うございました。私も観たかったですゥ〜!! それにしても Yasさんはまだお若い方なので、当時 Grand Funk を観ることは物理的に不可能だったわけですが、可能であった私が観に行かなかったことは本当に悔やまれます。(この項 97/11/23 追記)

[ボンゾさんからの情報]
 以前 Elton John 大阪公演のお話をしてくださったボンゾさんから、Grand Funk の口パク疑惑に関してメールをいただきました。
『GFRについての「くちパク」の件は当時のマネージャーで当時はかなり有名だったテリー・ナイトが、GFRと別れてからマスコミのインタビューで「告白」したものが確か「ニュー・ミュージック・マガジン」に掲載され、皆の知るところとなったと記憶しています。大阪球場もこの日は雨で、特にGFRが出てきてからはすごい雨になった記憶があります。私もあれは「くちパク」のような気が今でもしています。』
 口パク疑惑の話って、いつ頃どこから出たものなのかよく判らなかったのですが、そうだったのですね。真相はどうあれ興味深い話題ではあります。
ボンゾさんどうも有難うございました。

 しかしあらためて書きますが、仮に口パクだったにしろ、またそうでなかったにしろ、それによって「彼らの後楽園球場や大阪球場での大イベントが決して色褪せるものではない」と私は考えます。(この項 97/12/07 追記)

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