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いったい何回位、野音に通ったのでしょう。朝の10時頃から夜の9時位までのコンサートが多かったと思います。(当時のチラシを見ると300円から500円位でした)
私と友人達はいつもフランスパンを一本持って行き、お昼がわりにカジリながら、一日中ロックに浸っていました。夜になると線香花火もしました。ウッドストックのコンサートがみんなの憧れだった時代でしたから、都会にあってミニ・ミニ・ウッドストック気分が味わえるのが野音だったような気がします。後ろの方で花火をしていても、遊んでいても、誰に叱られる事もなく、みんながそんな雰囲気を楽しんでいたような気がします。
そこには演奏する側と見ている側が、"ひとつの時"を共有しているという一体感がありました。それは時代のアウトローとしての一体感だったのかもしれません。そして "コンサート"というより "お祭り"だったのかもしれません。
どんなバンドが出ていたのでしょう、一部を紹介します。
[第4回 日本語のふおーくとろっくのコンサート]
2日通し800円
72年5月13日(土) PM3:00〜9:00
泉谷しげる/古井戸/三上寛/なぎらけんいち/あがた森魚/はちみつぱい/ブレッド&バター/深町純/生田敬太朗/小野和子/もんたよしのり/乱魔堂/井上陽水/ブレーバー/安全バンド/ジャックと豆の木/イサトと律/マギーメイ/ジャネッツ
72年5月14日(日) PM1:00〜8:00
モップス/かまやつひろし/加橋かつみ/町田義人/南こうせつとかぐや姫/RCサクセション/遠藤賢司/はっぴいえんど/クニ河内/羅生門/成田賢/ガロ/頭脳警察/武蔵野タンポポ団/小坂忠/五輪真弓/エム/中川五郎
[コンサート名---不明(^^;)]
300円 主催：日本楽器 東京支店 後援：メロディハウス
たぶん72年？ 7月23日 AM11:00〜PM9:00
頭脳警察/エディー藩/陳信輝/大木トオル&ザ・サード/乱魔堂/エム/安全バンド/四人囃子/瀬川洋/スペンサー/ナレオ/サンダーチーフ/ジュリエット/レッドシューズ
すごいですね！ 今ではあり得ない豪華なコンサートでした！
[写真はいずれも みえこさん提供]
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